2011年7月27日水曜日

ウィルコムの新型スマホを予想

ウィルコムから8月にスマホが発売される噂が流れている。
http://twitter.com/#!/riiet/status/94203263427166208
 Twitterがソースのようなので、いまいち信憑性にかける噂だが、
WS027SHが販売終了になってから久しいし、
願望も込めて新型スマホの予想をしてみる。

ウィルコムのスマホと言えばWindowsMobileを搭載したW-ZERO3シリーズが有名だが、W-ZEROシリーズの再販は宮内社長がインタビューで否定している。
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/1117/Default.aspx
>スマートフォン分野は熾烈な価格競争が繰り広げられる
>レッドオーシャンですが、ウィルコムはもう少し落ち着いた
>セグメンテーションでしっかりやっていけば、単価は低いけれど、
>将来的にブルーオーシャンを狙うことができます。

この発言をみると、ウィルコムからスマホが発売されること自体、期待できないはずだ。しかし実際にはこの発言よりものちに、X PLATE × DELL Streakという形でスマホが発売された。
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2011/06/16/
音声端末であるXPLATEと、データ端末としてソフトバンクの3Gを使うStreakをセット販売し、1契約とするものだ。これはStreakの在庫処分という噂だが、歴としたスマホであり、この形式ならウィルコムからスマホが新たに発売される可能性もあるだろう。

問題はどの組み合わせになるか、だ。 ユーザーとしてはPHSのパケット通信が使える端末とソフトバンクのスマホのお下がりを期待してしまうが、PHSのパケット通信が使えてしまうと、3Gのパケット収入が入りづらくなるため、ウィルコムとしては美味しくない。WS027SHのようなPHSパケット無料の再来は難しいだろう。

となると、機能の観点から音声端末側として可能性があるのは、XPLATEとストラップフォンが考えられる。ストラップフォンは未だに発売されそうにないので、XPLATEとシャープの003SHあたりの組み合わせが新型スマホの本命だろうか。

そしてもう一つ大穴として期待したいのが、セイコーインスツルが以前に参考出展していた、WiFiルーター機能を搭載したPHS端末だ。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/04/news002.html
これはPHSの音声通話と3GのWiFiルーター機能を備えている。現在主流のスマホとは少し違うが、高機能端末という本来の意味でスマホと考えられなくもない。
この端末があればセットのデータ通信用の端末は、WiFi通信しかできないタブレット端末も選択肢となる。資本力に乏しく端末の調達に苦労するウィルコムには有難い存在になるだろう